宇宙は光速を超えて膨張してますが、何か?

サヴァイバー

2018年04月06日 16:07


宇宙の誕生は128憶年前と観測されています。
今見えて居る一番遠くは120億光年先の誕生後3億年程の銀河の赤ちゃん。
(光の速さは有限なので、見えて居るのは120億年前の姿です。)
もうちょっとで宇宙の果てが見えるの?
o(*^^*)oわくわくなのですが・・・



宇宙の果ては 見えません。宇宙は遠くへ行く程早く広がって居ます。
端っこの方は光速を超えているので、光と同じ速さになった所で光が届かなくなります。
事象の地平線と呼ばれています。
一般相対性理論によると「光速は一定でその速さを超える事は出来ない」。
では何故光速を超えて膨張する事が出来るのか?

【不自然な宇宙】 
宇宙にはどこを見ても「3度Kの背景輻射」が存在します。
※wikipedia 宇宙背景輻射⇒wiki 宇宙背景輻射
そして宇宙は全方向に均一に膨張しています。
ビッグバンで起こったのが物質的な爆発だとすれば、説明が付かない点が多々あります。
 
1.遠くの方が早いのは何故?爆発の初期段階だから?
2.背景輻射が均一なのは何故?最初の頃に混ざったとしても、保ち続けれるの?
 遠くが薄くて、近くが濃いのが普通でしょ?
3.どうして光速を超えれるの?
 
という事で、(物理的な証明はまだですが)今こんな風に考えられてます。
ビッグバンは物質の爆発ではなく、空間の膨張。
ぎゅっと押し固めたスポンジを解き放ったイメージでしょうか。
全ての部分が同じく膨張するので、周辺に行けば行くほど積み重なって速度が速まる。
物質の速度は光速を個あられないが、空間の膨張はそれには制限されない。
信じても信じなくても、それは起きています。

3度K⇒Kはケルビン。-273.15℃を0°Kとして測る温度。-273.15℃=0°Kは物質が動きを止める温度でこれ以下の温度は無い。
3°K=-270.15℃。 
※wikipedia 絶対温度⇒wiki 絶対温度

【銀河の遠ざかる速さは何故解かる?】
音源が遠ざかるときに波長が伸び縮みする現象はドップラー効果と呼ばれています。
救急車のサイレンが近づいて来る時は、段々と間隔が狭くなり音が高く成ります。
遠ざかるとき音が間延びし、音程も低くなります。
光は波の性質と粒子の性質を併せ持っているので、同じ様に波長に変化が起きます。
銀河は遠ざかっているので、光は間延びし、波長の長い方向にズレてしまいます。
赤い方(波長の長い方)にズレるので、赤方偏移と呼ばれています。
レーザーは均一の色を出しますが、それは全ての元素は出す色が決まってるから。
電子は原子核の周りを回って居て、人工衛星のように特定の位置を持っています。
電位(原子核からの高さ)には種類があり1つでは有りません。
高い位置から低い位置へポンと落ちる時に出すエネルギーの量は定まっています。
なので波長が揃い、特定の決まった同じ色が出ます。
それを地球で観測し、本来の波長からズレている分を相対的な速さに置き換えて計算します。
その結果、遠い銀河程高速で遠ざかっている事が観測されています。
(寄り道し過ぎで書ききれない。多分、続く。)




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