2018年04月04日
この世は11次元ですが、何か?
【10次元以上を探す理由があった】
幅・高さ・奥行で3次元、時間の1次元を足しても4次元にしかならない。
普通に考えりゃ「無理して探さなくても良んじゃね(・ε・?」だけど、そうも行かん理由があった。
重力波の観測にたどり着いたアインシュタインの「一般相対性理論」と、ヒッグス粒子の観測にたどり着いた「素粒子方程式」は、
どちらもビッグ・バンから10のマイナス10乗分の1秒間の状態(クォーク・グルーオン プラズマ)を説明できなかった。
このままだとどちらか(どっちも)間違いという事になり、とても具合が悪い。
「重力波」の方にも「ヒッグス粒子」の方にもノーベル賞あげちゃったからマズくね?という問題ではない。
どちらも長年かけて地道に検証して来たので、間違いだとしたら今までの根底が崩れてしまう。
重力波の検出には、アインシュタインの論文発表から100年もかかってます。
50年以上もボケーッとしてるおっさんからすれば、1秒も無い時間「大目に見れば~」と思うのだが、
数学というか科学というかはメチャメチャ几帳面なのである。
新しい理論は以前の物を抱合する形で積み重なって来ている。
ニュートンの万有引力の法則もケプラーの法則も、一般相対性理論の中の限定された条件の範囲で正しい。
同じ様に「一般相対性理論」と「素粒子方程式」を含む理論として「超弦理論(ひも理論)」が出てきたが、どうも具合が悪かった。
超弦理論で計算して行くと「次元数が10以上」でないと成り立たない。
(・_・)b 「4しか無いよ」と近所のおばさんが言うように、理論物理学者も見つけられなかった。
で、超弦理論は間違いだとの流れだったのだけど・・・
【カラビ・ヤウ多様体(カラビ・ヤウ空間)】
しかし足りない6次元分を数学者はとっくに発見していた。
wikipedia カラビ・ヤウ多様体⇒wiki カラビ・ヤウ多様体
カラビが6次元のコンパクト空間の存在を予想し、ヤウが1970年代に数学的に証明していた。
wiki読んでも ( ̄~ ̄;)ウーン・・・ なのだが、早い話「メチャメチャ小さい6次元の粒がそこら中にあって」結果的に、【この世は11次元】と予測されています。
カラビ・ヤウ空間の計算された大きさは10×マイナス35乗m。
0.000000000000000000000000000000001ミリ。
ウイルスの大きさは0.0000050~0.0000500ミリ。
陽子の大きさが0.0000000000008751ミリ。
電子顕微鏡でも見えない世界なんで、見えないのは老眼のせいではない。
「信じるか信じないか」の貴方の意見は全く関係ない。
科学(主に論理物理学かな)の最先端がそう示している事実が有るだけです。
※最新はエドワード・ウィッテンのM理論による11次元。
※カラビ・ヤウ空間の大きさもひもの長さもプランク長。( ̄~ ̄;)これは・・・何なのだろう
Posted by サヴァイバー at 10:10│Comments(0)
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